1 逮捕されるとどうなるのか。
警察に逮捕されると、その後の勾留を含めて最大で23日間身柄を拘束されます。
身柄拘束期間中は、取調べや外部との連絡の制限など、身体的にも精神的にも様々な負担があるため、できる限り早い段階からサポートをする必要があります。
2 弁護士の面会
家族が逮捕されたことが分かったら、できる限り早い段階で刑事事件に詳しい弁護士に相談をして、まずは初回の面会に行ってもらうことが大切です。
捜査の状況によっては、家族による面会が禁止されることがありますが、弁護士であれば面会が禁止されることはなく、24時間いつでも逮捕された方に面会をすることができます。
弁護士による最初の面会では、今後の捜査の流れや取調べに対する対応方法など、逮捕された方が知っておくべき事項を伝えてもらうことができます。
3 勤務先等への連絡
逮捕されたことが勤務先に知られると、懲戒解雇などの処分を受けるリスクがあります。
そのため、緊急の場合を除き、家族が勝手に勤務先に連絡をするのではなく、弁護士と本人とが相談をしたうえで、適切な対応方法を検討するべきでしょう。
何日も無断での欠勤が続くことは、本人のためにならないので、できる限り早い段階で弁護士と相談をすることが重要になるでしょう。
4 まとめ
身柄拘束期間中は、捜査機関からの圧力を受けやすく、精神的に非常につらい時期になります。
一刻でも早いサポートのために、早急に弁護士に相談することが大切でしょう。